野多目校区
担い手の負担を軽減する新イベント
野多目まつりに1800人
野多目校区は昨年から「野多目まつり」を実施しています。従来の夏祭りや文化祭などを統合したもので、今年は10月13日に開催されました。
自治協会長の発案で催しを統合
「野多目まつり」は校区自治協議会が主催し、野多目小学校の運動場・体育館で開催されます。
近年、同校区では地域行事の担い手不足から担当者の負担が増えていたことや、集客の難しさが課題となっていました。そこで自治協議会会長の出崎修三さん(72)が「各行事をまとめて実施することで、担い手の負担が減るのではないか」「同時に集客の課題も解消できるのでは」と考え、この催しを発案。名称は公募し、約100通の応募の中から決定しました。
当初は、各催しをどのような形で実施するかなど、会長のイメージを運営スタッフへ伝えることに苦労しましたが、実行委員会を毎月2回開催することで徐々にイメージを共有し、校区の一大イベントとして成功させることができました。
今年は会場内で「献血」も実施
まつり当日は約1800人が参加しました。運動場では和太鼓演奏や子どもたちのダンスの他、けん玉等の昔ながらの遊びやグラウンドゴルフ、献血コーナーなどさまざまな催しが行われました。
体育館では公民館サークルのステージ発表をはじめ、血圧測定などを行う健康フェア、ダーツ体験などが行われました。
参加者からは「子どもは昔の遊びや白バイの展示などをとても喜んでいました」「絵画教室の作品展示もあって、子どもだけでなく大人も楽しめました」などと好評です。
出崎会長は「献血は今年からまつりに組み込みましたが、公民館で実施した昨年と比べると2倍以上の人に来ていただいているようです。今後もみんなで知恵を出し合って、より地域の皆さんに親しまれる祭りにしていきたいです」と意気込みを語りました。
【問い合わせ先】
南区企画振興課
電話 092-559-5017
FAX 092-562-3824