掲載号:2019/11/15   福岡市博多区

金隈遺跡をご存じですか   2019/11/15

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金隈遺跡をご存じですか

キャラクター・コウコの絵

福岡市博多区には、数多くの文化財や史跡があります。その中から、国指定史跡「金隈(かねのくま)遺跡」を紹介します。
見えてくる「弥生人のすがた」
金隈遺跡は、約2400年前の弥生時代に使われていた共同墓地の遺跡です。ほぼ全域の発掘が完了し、当時北部九州で作られた典型的な墓地像の解明につながりました。
金隈遺跡ではおよそ600年もの間途切れることなく、かめ棺が使われ続けました。そのため、時代とともに変化したかめ棺の形の移り変わりを知ることができます。これらは遺跡の年代を測る「ものさし」としても利用することができます。

甕棺の写真

ここで発見された複数の墓からは、人骨や副葬品も数多く見つかりました。人骨から当時の人々の容姿が推測され、副葬品の一つである腕輪に奄美・沖縄諸島周辺に生息する貝が使われていたことから、当時から遠方と交流があったのではないかと考えられています。
このように、弥生人のすがたを研究する上で貴重な資料であることから、同遺跡は昭和47年(1972)に国の史跡に指定されています。

展示館で本物を感じよう

「金隈遺跡甕棺(かめかん)展示館」は、昭和60年(1985)に開館しました。発掘現場の中でも、特に墓が密集している場所に屋根をかけ作られた展示館で、発掘当時に近い状態のままの遺跡を見学することができ、実物大のかめ棺を間近で観察することもできます。

甕棺展示館の写真
遺構などの劣化が進んでいたことから今年5月にリニューアルされ、展示・解説スペースでは同遺跡の発見から最新の研究結果まで分かりやすく学べます。
本物の遺跡ならではの迫力を体感してみませんか。

【問い合わせ先】市史跡整備活用課
電話 092-711-4783
FAX 092-733-5537

≪金隈遺跡甕棺展示館≫
場所】 金の隈一丁目39-52(福岡外環状道路「立花寺北交差点」から車で約4分)
電話 092-503-5484

【料金】 無料

開館時間 午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)

休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)、2019/12/29~1/3

展示館の外観と弥生の森の写真

 

金隈遺跡で発見された墓
■土こう墓(119基)
掘った墓穴にじかに遺体を納める。旧石器時代から見られ、全国各地に分布。同遺跡では最も古いとみられる。

土こう墓の写真

 

■かめ棺墓(348基)
かめ棺と呼ばれる土器を棺(ひつぎ)として使用。弥生時代の北部九州で多く発見された。

かめ棺墓の写真

■石棺墓(2基)
石の板で囲って遺体を納める。金隈遺跡での出土数は少ないが、最も新しいとみられる。

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