福岡市長高島宗一郎 緊急事態宣言から2週間経過した福岡市の状況 新型コロナ
福岡市長の高島宗一郎です四月七日から五月六日までの緊急事態宣言も折り返しを過ぎました。
こんだけ頑張 って我慢してる成果はちゃんと出ているのか?
福岡の状況どうなっているのか?
というところを福岡市に集まっているデータを元に簡単にお話をしたいという風に思います。
これまで福岡市で感染をした人全体で三百十一人いるんですが、退院した人を除くと現在251人の方が感染をしています。
日ごとのデータで見てみるとこんな感じになっています。
なんとなく緊急事態宣言のあと少し後落ち着いてきてる感じなのかなという風にも見えるかもしれませんが。
感染者っていうのは二パターンあるんですね。
それ一つは新規の感染者。どこで感染したんだろう。
そして、その地域の感染者が一人でると周辺の人を検査します。濃厚接触者と言います。
この濃厚接触者と新規感染者を色分けで同じデータ見てみたいと思います。
そうするとこういう風になるんですね。
で、実は特に福岡が増え始めた頃、新規の感染増えていて非常に危機感を持っていたんですが。
最近はその流れが少し変わってきています。
新規の感染者だけ取り出して見てみると、実はこのように、やはり、緊急事態宣言のあと、みんなで頑張って我慢をしている成果というのは着実に出ていて、新規の感染者の数は減ってきているんです。
だからこれからもなおこれをやっぱり続けて頑張ってこの新規の感染者減らすことが大事になります。
そして、これ年代別に見てみるとこういう結果になりました。
三十代、四十代、これ男性です。三十代、四十代、五十代の男性、ここがやっぱり多いんで男性がこの年代でさらに頑張ることで、感染者をさらに減らすことできます。
さらに女性も見てみました。
このように女性の方は二十代、三十代の方が非常に多くなってきているので、これまでに加えてさらに、二十代、三十代の人の活動をもっと抑えていくってことが大事になってくるんです。
で、さらに福岡の新規感染者の方、特徴が、実はあることもわかってきました。
八割の方が新規感染者は男性でした。
また全体数としては、少ないはずの経営者そして会社の役員が全体の三十四%だったんですね。
そして行動歴を見てみると、やはり会食ですとか、接客を伴う飲食にいっていたという方が三十八%いらっしゃったわけです。
こういった部分でも、やっぱりその何て言うの、ちょっとこれも見て欲しいんですが、行動歴、やっぱり繁華街、天神、中洲中心に。
やっぱり、行動歴があったので、やっぱり今、外出の自粛をしたりとか、夜の活動を控えるって事は、やっぱこういうデータで見ても、とっても大事なんですから、引き続き頑張っていきましょう。
そして、年代別みてください。どの世代もまんべんなくある様に見えるんですが、特徴があります。
それは高齢者は病院だとか、介護施設の中で院内で感染をしていたりするわけですね。
そしてクラスターって形で。
そして子供たちの場合は外ではなくて、家庭内で感染をしています。
逆にその子供から子供に感染した例は、福岡市では、まだ、ないわけなんですね。
だからこそ、今は施設内、もしくは家庭内で収まっているのを横に広げないことが大事なんです。
だからこそ、我々はこれから、なお、外出自粛だとか。一生懸命、この期間頑張らなきゃ、いけないし。
特に恐れてるのは、ゴールデンウィーク、市内から、市外に、例えば、出たりとか、もしくは地元に帰省をしたり、逆に大阪、東京から福岡に戻ってくる帰省をしたりていうことを。
今、何とかで頑張って、今年はこらえて自粛を続け、一刻も早くみんなでコロナを抑え込むように力を合わせて、もうちょっと頑張りましょう。