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掲載号:2020/06/15   特集記事, 市政だより記事

大雨にどう備えますか?   2020/06/15

お問い合わせの際は、過去の記事もございますので、掲載時期をご確認ください。

浸水想定区域が県によって見直され、それに基づき、市は2020年、洪水ハザードマップを作りました。

梅雨の時期を迎え、私たちはどのように備えればよいのでしょうか。

 

災害に対する心構えについて、防災推進課の馬場祐也さん(31)に聞きました。

 

災害への備えの見直しをと話す馬場祐也の写真

 

●洪水ハザードマップの活用を

近年、これまで経験したことのない大きな水害が全国で相次いでいます。

市は、災害に強いまちを目指し、河川や下水道の整備などを進めています。

私たちは災害とは無縁ではありません。

平成30年7月豪雨では、市で初めて大雨特別警報が発表され、福岡市西区では、学校の斜面が崩れ、周辺道路に土砂が流出しました。

また、室見川など多くの川が氾濫危険水位を超え、避難情報を発令しました。

洪水ハザードマップには、想定される最大規模の雨により浸水が想定される区域や、浸水の深さと時間、避難所などが地図上に記されています。

また、河川が氾濫し、堤防が決壊したり、河岸が侵食されたりすることで、家屋倒壊の恐れのある河川沿いの危険区域も表示されています。

室見川の遊歩道にまで浸水(平成30年7月豪雨)の写真

 

●河川の水位情報や避難情報に注意

自宅周辺で雨が降っていなくても、上流で降っていれば、河川が増水して下流で氾濫する恐れがあります。

付近の河川の水位情報だけでなく、上流の雨量や水位情報にも注意してください。

川から離れた場所でも、雨水で地盤が緩み、土砂災害が起こる恐れがあります。

また、避難情報や気象情報は、避難の準備や避難開始のタイミングを決める目安になるのでチェックしましょう。

 

●避難行動について

2020年は、避難所での新型コロナウイルスへの感染が心配されています。

発生した災害や被災者の状況によっては、避難所が過密状態になり、感染のリスクが高くなります。

自宅での安全が確保されていれば、感染のリスクを負ってまで避難する必要はありません。

自宅が危険な場合は、安全な場所にある親戚・友人宅などへの避難も検討しましょう。

住む場所や家族構成によって、いざというときに取るべき行動やタイミングは異なります。

ハザードマップを活用し、自分の命を守るためにどこへ避難するのが安全なのか、そのためにどんな行動を取るのか、計画を立てておくと役立ちます。

 

 

総合ハザードマップ

総合ハザードマップ の写真

市内で洪水、高潮、土砂災害、揺れ、津波が想定される地域や避難場所などを記したハザードマップを市ホームページ(「福岡市webまっぷ」で検索)で一つにまとめて見ることができます。

各種災害リスクの情報を自由に組み合わせて、1000分の1~20万分の1の縮尺で、自宅周辺を表示・印刷することができます。

非常時の集合場所や持ち出し品などを記入して見やすい場所に貼っておくと、災害時に役立ちます。

区ごとに作成した紙版のハザードマップ(洪水、高潮、揺れやすさ)は、情報プラザ(市役所1階)、各区情報コーナー、各出張所でも配布しています。

※洪水・高潮は6月22日から区ごとに順次配布。

 

問い合わせは、防災推進課(電話711-4153 FAX733-5861)へ。

 

 

建物の階数と浸水の深さの目安

大人の場合でも、浸水が膝より高くなると歩くのが困難になります。

浸水が始まる前に、早めに避難をしましょう。

建物の階数と浸水の深さの目安 の写真

~5.0m 2階の軒下が浸る程度
~3.0m 2階の床まで浸る程度
~2.0m 1階の軒下まで浸る程度
~1.0m 大人の腰まで浸る程度
~0.5m 大人の膝まで浸る程度

 

 

ハザードマップを活用した避難行動計画の立て方

災害時には5段階で防災情報(警戒レベル)が発令されます。

天候の変化によって突然レべルの高い警報が発表される場合もあります。

いざというときに慌てることのないよう、災害時の行動について考えておきましょう。

家族で「もしものときの約束事」を話し合っているイラスト

 

【手順】

<1>ハザードマップで、自宅周辺で想定される災害を確認し、避難場所と複数の避難経路を決めます。

<2>避難経路を実際に歩き、危険箇所の有無や避難場所までの所要時間などを確認します。

※家族で、安否確認の方法や集合場所など、「もしものときの約束事」を話し合いましょう。

ハザードマップを活用した避難行動計画の立て方 の写真

【警戒レベル】
レベル1 情報収集

【避難情報等】
早期注意情報 (気象庁が発表)

【避難行動の一例】
気象情報をチェック
携帯電話を充電
家の外に置いている物を室内へ

 

【警戒レベル】
レベル2 避難行動確認

【避難情報等】
洪水注意報大雨注意報等(気象庁が発表)

【避難行動の一例】
家族の居場所を確認
避難経路の安全を確認
非常持ち出し品を確認

 

【警戒レベル】
レベル3 高齢者等避難
※避難に時間がかかる人は避難開始

【避難情報等】
避難準備
高齢者等避難開始(市が発令)

【避難行動の一例】
火の元・戸締まりを確認して避難開始
自宅での安全が確保されていれば、感染のリスクを負ってまで避難所へ避難する必要はありません

 

【警戒レベル】
レベル4 全員避難
※避難が必要な人は全員避難

【避難情報等】
避難勧告
避難指示(緊急) (市が発令)

【避難行動の一例】
避難完了
自宅での安全が確保されていれば、感染のリスクを負ってまで避難所へ避難する必要はありません

 

【警戒レベル】
レベル5 災害発生

【避難情報等】
災害発生(市が発令)

 

大雨のイラスト

 

防災情報を収集する

防災メールなどを事前に登録して、情報収集に役立てましょう。

詳細は、市ホームページ(「福岡市 防災」で検索)でご確認ください。

 

 

●市防災メール

気象警報や注意報、避難勧告などの緊急情報を携帯電話やスマートフォンにメールでお知らせします。

メール mentry@fukuoka-city.jp へ空メールを送信し、登録手続きを行ってください。

 

 

●福岡市LINE(ライン)公式アカウント

平常時から、近くの避難所の情報や災害時に取るべき行動を確認できます。

市防災メールで配信される情報も見ることができます。

 

 

●市防災気象情報

河川の水位状況が画像で分 かりますの写真

市ホームページ(「福岡市防災気象情報」で検索)で、現在の河川の水位状況や雨量が確認できます。

 

 

●テレビのdボタン

テレビのリモコンのdボタンを押すと、気象情報や防災情報が見られます。

災害時には市が発信する避難勧告や避難所開設などの情報を知ることができます。

 

 

■問い合わせ先/防災推進課
電話092-711-4153
FAX092-733-5861

 

 

避難情報の入手が難しい 高齢者の皆さんへ

 

次の全てを満たす人で、避難情報の配信を希望する人に、電話やファクスでお知らせします。

ファックスを読んでいるイラスト

▽75歳以上である

▽携帯電話を持っていない、または操作が苦手

▽1人暮らしである、または同居している人などから避難情報の提供を受けることができない

 

各区総務課(福岡市中央区は地域支援課)および福祉・介護保険課、地域防災課(市役所7階)で申込用紙を配布します。

また、郵送またはファクスで申込用紙の送付を希望する人は、地域防災課(電話711-4156 FAX733-5861)へ連絡を。

市ホームページ(「福岡市避難情報配信システム」で検索」)でも申込用紙をダウンロードできます。

 

 

浸水から命を守るために

 

●浸水が始まる前に避難

避難する場合は、履き慣れた運動靴で避難しましょう。
長靴は水が入ると歩きにくくなります。

長靴に×印がかかれたイラスト

 

●川や橋に近づかない

川が増水すると、流れが速くなり、橋が壊れたり、流されたりして危険です。
川や橋を見に行くのはやめましょう。

 

●マンホールや側溝に注意

雨水が道路にあふれると、マンホールや側溝が見えづらくなり、危険です。
長い棒などを使って足元の安全を確認しながら歩きましょう。

 

●車での避難は控える

道路や線路の下をくぐり抜けるアンダーパスでは、車が水没する恐れがあります。
車が水に浸かると動かなくなったり、水圧で扉が開かなくなったりして危険です。

 

●できるだけ高い所へ避難

避難が遅れたり、けがなどで避難が困難になったりした場合は、近くの高い建物や自宅の一番高い場所に避難しましょう。

マンションの建物の上に避難している様子イラスト

 

避難するときは

災害時には、水道・ガスなどのライフラインの停止、慣れない避難生活でのストレスなどが起こることも考えられます。

しっかり備えて避難しましょう。

 

●避難所での感染症対策について

市は、避難所での密閉、密集、密接の「3密」を避けるため、通常の災害時よりも多くの避難所を開設し、避難者間のスペースを十分に確保します。

また、マスクの着用や手洗い・咳(せき)エチケット、消毒を徹底するほか、受付時や、毎日朝夕2回の検温を実施し、小まめに換気を行います。

通常の非常持ち出し品=下記事参照=に加え、次の物も持参してください。

皆さんのご協力をお願いします。

 

□マスクまたはタオル
□消毒液
□体温計(自身の健康状態を確認するため)
□スリッパ(避難所内の衛生を保つため)
□防寒着(小まめに換気を行うため)

 

マスクのイラスト

●3日分以上の生活必需品を備蓄

日頃から最低でも3日分の生活必需品を備えておきましょう。

常備薬や粉ミルク、紙おむつなど個人特有の物も準備しましょう。

避難する際には、持ち出し品を最小限にとどめ、リュックなどに入れて準備しましょう。

 

<備蓄品の一例>

□水 □食料 □衣類(上着、下着、ブランケット、防寒着等)
□衛生用品(生理用品、マスク等) □ガスコンロ □懐中電灯
□ランタン □携帯電話の充電器など

 

 

防災グッズのイラスト

 

●車中泊避難を行う場合は

車中泊避難は、プライバシーが確保される一方、かえって危険を伴ったり、健康を損ねたりすることも考えられます。

やむを得ず車中泊避難を行う場合は、次のことに気を付けましょう。

 

▽周辺の浸水状況を見極め、傾斜地などを避けて安全な場所で行いましょう。

▽一酸化炭素中毒にならないように、長時間のアイドリングを避けましょう。

▽エコノミークラス症候群にならないように、定期的にストレッチや運動を行い、水分を補給しましょう。

 

 

■問い合わせ先/地域防災課
電話092-711-4156
FAX092-733-5861

 

 

防災アプリ「ツナガル+(プラス)」の活用を

防災アプリ「ツナガル+(プラス)」のイラスト

 

平常時は、地域やグループの電子掲示板として情報発信・情報交換などに利用できます。

災害が起きると、「災害時モード」に切り替わり、近くの避難所や避難経路が地図上に表示されます。

また、避難所内のコミュニティに参加すると、市からの物資支援の情報なども入手できます。

車中泊など指定避難所以外の場所で避難する場合も、位置や被災状況を発信し、市に支援を求めることができます。

 

登録方法など詳細は、市ホームページ(「福岡市 ツナガル+」で検索)でご確認ください。

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