自分たちの町は 自分たちで守る 中央消防団の活動を紹介します

消防団員は、消防を本業とする消防署員と異なり、普段は別の仕事を持つ地域住民が、「自分たちの町は自分たちで守る」という精神で、消防署と連携して消火や救助などに当たる、地域の消防・防災活動のリーダーです。

 

福岡市消防局マスコットキャラクターのファイ太くんのイラスト

 

 

2019年は58件 693人が出動

中央消防団は、本部のほか七つの分団があり、182人の団員で構成されています。

火災や地震、風水害などの発生時には、住民の生命や財産を守るために昼夜を問わず消防活動に当たります。

2019年、同消防団が火災などで出動した件数は58件、出動人員は延べ693人に上ります。

 

団員は出動に備えるため、日頃から訓練に励んでいます。

6月28日に中央消防署で、団員15人が防火水槽を使用した放水訓練を行いました。

指揮者が「操作始め」と指示すると、団員は素早くポンプを作動させ、伸ばしたホースの先から勢いよく放水していました。

 

中央消防団の放水訓練の写真

 

 

伝統技術で防災意識の向上を

2019年10月に行われた「中央区安全・安心フェスタ」では、江戸時代から受け継がれている纒(まとい)振りと消防太鼓による勇壮な演技が披露されました。

伝統技術を継承しながら、住民の防災意識の普及啓発に努めています。

 

勇壮なまとい振りと消防太鼓を披露している写真

 

 

35年活動を続けている中央消防団の竹内進団長(69)は、

「住民でもある私たちは、火災が発生した家の家族構成や、付近の道路状況に詳しいという強みを生かして、消火活動を行っています。住民からの感謝の言葉が団員の励みになっています」

と熱く語っていました。

 

 

 

女性団員の活躍

福岡市では、平成10年に女性団員の制度が創設され、中央消防団には現在、24人の女性団員が在籍しています。

平成15年には「まちのライフサポート隊」を結成し、災害活動の支援や地域の防災訓練を行うほか、応急手当や救命講習の指導にも力を入れています。

 

中学生に救命講習の指導をするライフサポート隊員の写真

 

また、大規模災害が発生し、地域防災の重要性が注目される中、

「地域の皆さんが安心して生活できるよう、女性ならではの視点を生かした活動を心掛けたい」

と隊員は意気込みを語りました。

 

 

 

【問い合わせ先】
中央消防署警備課
電話 092-762-0119
FAX 092-762‐0129

 

 

 

 

団員に聞きました

 

自分のこととして 災害の備えを

高宮分団 谷井友哉さん(21)

 

高宮分団 谷井友哉さんの写真

 

 

中央消防団では唯一の学生で最年少です。

各地で発生している大規模災害に心を痛め、自分に何かできないかと2020年1月に入団しました。

 

消火の手順や規律の保持など、先輩から多くのことを教わりながら経験を積んでいます。

団の活動を通じて、社会の役に立っていると実感できるので、訓練はそれほどつらくはありません。

いつ起こるか分からない災害に備え、どう行動するか普段から考えておきましょう。

 

 

 

人命救助に誇り 活動広がる

簀子分団 菊池里枝さん(47)

 

簀子分団 菊池里枝さんの写真

 

近所の人の勧めで7年前に入団しました。

仕事や家庭との両立は大変なときもありますが、制服を着ると身が引き締まり、人命救助に関わる仕事に誇りを持って活動しています。

 

救命講習の指導をすることで、とっさのときの行動が身に付きます。

活動を通じて地域住民や中央区内全域の団員との交流も広がり、「頑張っているね」と声を掛けてもらえるのは大きな力になります。

 

皆さんも一緒に活動してみませんか。

 

 

 

 

消防団員を募集します

【入団資格】
中央区内に住むか通勤・通学する18歳から65歳までの人。

 

詳細は中央消防署警備課へ問い合わせるか消防局ホームページ(「福岡市消防団」で検索)を確認してください。

最新の福岡市政だよりについては以下のサイトでご確認ください
https://www.city.fukuoka.lg.jp/shisei/kouhou-hodo/shiseidayori/index.html