建物の維持管理は所有者の責任です
近年、建物の劣化等により、外壁や屋外看板の一部が公道に落下する事例が多数発生しています。
危険な状態のまま放置していると、人命に関わる重大な事故につながる恐れがあります。
外壁落下等の事故を未然に防ぐために、建物の所有者および建物の管理・占有者は、定期的に点検・修繕を行い、危険な箇所を改善するなど、適切に建物の維持管理を行ってください。
福岡市は、危険箇所の事例を紹介したリーフレット「あなたのその建物危険では!?」を、情報プラザ(福岡市役所1階)や各区役所情報コーナー、入部・西部出張所、各消防署などで配布しています。
安全点検のチェックポイント(一例)
●看板(屋外広告物)
□看板の腐食
●軒・ひさし
□表層材の剥離
□ひび割れ
●外壁
□外装材のひび割れ
□タイル等の浮き・段差
□白い汚れが浮き出てくる(白華現象)
一つでも当てはまったら、劣化のサインです。
まずは専門家にご相談ください。
●物販店や飲食店などは定期的に検査・報告を
物販店・飲食店・共同住宅など、多数の人が利用する建物で一定規模以上のものについては、定期的に建築士等の有資格者が調査・検査を行い、その結果を福岡市に報告する義務があります。
外壁や建物に取り付けられた看板も調査の対象です。
詳細は、福岡市ホームページ(「福岡市特定建築物 定期報告」で検索)でご確認ください。
■問い合わせ先
監察指導課
電話 092-711-4719
FAX 092-733-5584