2020年12月3日~9日は「障がい者週間」です。
福岡市は、障がいのある人もない人も、暮らしやすいまちを目指し、啓発活動を行っています。
■ 障がいへの理解は、障がいを知ることから
障がいといっても、さまざまです。
外見から障がいがあることが分かる人もいれば、全く分からない人もいます。
それぞれの特性を知り、障がいによって起こる生活の不便さや生きづらさに気づき、寄り添っていくことが大切です。
その時々の状況に応じて、
▽車いすの人が乗り物に乗る際に手助けする
▽点字ブロックをふさがない
▽手話や筆談を行う
▽ゆっくりと分かりやすい言葉で話す
▽優しく笑顔で声を掛けて様子を見る
─などを心掛けていきましょう。
■ 日常生活の妨げとなっているもの
▽階段しかない入り口など、利用しにくい設備や施設
▽電話しか受け付けない申し込み方法など、利用しにくい仕組み
▽口頭のみの説明など、障がい者の存在を意識していない慣習
▽偏見や差別、無関心
─などは、障がい者が日常生活を送る上で社会的障壁(バリア)となっています。
障がいのある人の自立と社会参加を推進していくためには、これらの社会的障壁を取り除くことが必要です。
また、私たち一人一人にも、さまざまな立場の人のことを思いやる「心のバリアフリー」が欠かせません。
心の中にある見えない壁を取り除き、互いに尊重し、支え合いながら暮らせるまちにしていきましょう。
毎年この期間に福岡市内の障がい者団体と一緒に行っている「障がい者週間記念の集い」は、新型コロナウイルスの影響により中止します。
■問い合わせ先/障がい者支援課
電話 092-711-4985
FAX 092-711-4818