新型コロナワクチンの各区集団接種会場の開設とネット予約のサポート及びマイナンバーカード臨時交付センターオープンについての会見
新型コロナワクチンの各区集団接種会場の開設とネット予約のサポート及びマイナンバーカード臨時交付センターオープンについての会見
(市長)どうぞよろしくお願いいたします
はいおはようございますどうぞよろしくお願いをいたします
ワクチン接種についてです
福岡市では現在市内のかかりつけのクリニックそれから
マリンメッセ福岡の集団接種の会場で
ワクチンの接種を行っています
各クリニックそれから集団接種会場に併せて各区に
1カ所ずつ大規模接種会場を設置をいたします
その開設の前倒しをする日程が明らかになりましたので
お伝えをします
6月22日からは西区のさいとぴあ
そして6月25日からは城南区城南体育館そして
さざんぴあ博多さらに6月の28日からは南区の南体育館
そしてなみきスクエア7月1日からは中央区の中央体育館
そして早良区のももち体育館にて集団接種の会場として
開設をさせていただきます
既に7月1日以降というのはこれらの区の集団接種のですね
予約もスタートしているわけですがこのたび前倒しで
オープンをすることにいたしましたので
是非これ予約をしていただきたい
予約は明日6月1日から予約はスタートとなります
これもちろん予約の仕方としてはオンラインネット予約と
それから電話でのコールセンターでの受け付けと
両方できるわけですけれどもできるだけ
ネット予約をお勧めをいたします
と言いますのもインターネットの予約の場合はですね
これは例えば電話をかけ続けるという形ではなくてですね
すぐに今空いているところというのを見ながら
自分が予約をしたい日を設定すればいいわけですがこれもし
1日でも早く接種したいという方がいらっしゃる場合ですね
キャンセルが出たらリアルタイムでこれ
キャンセルが出たところが空き1という形で
出てくるわけですよねですから常にネットを見ていれば
今これまで満杯でもう取れないと思っていても
空く部分が出てきますので取ることができるとか
もしくは今日のようにですね例えば会場前倒しして
オープンしますという形になると今予約を取っている所よりも
早い時期が空くわけですねそうするとできるだけ早く
接種したいという方はそちらのほうに変更することも
できるわけですからそういった意味でも
オンラインの予約をお勧めをいたします
また今お話ししているのは集団接種の会場ですが
各クリニックについてももう既に1週間を経ちまして
それぞれのクリニックもこのペースでいけばもう少し
回数打てるなということがだんだん慣れてこられると
1日に接種ができる枠というのがこれから
増えてくると思うわけですねそうしてくると
各かかりつけのクリニックについても
現時点の予約受け付け回数よりもこれから増えてくるとですね
オンライン上での予約可能数もこれまでもう
残りがないという状況でもこれから数が出てくるということが
あるわけですねですからもし
できるだけ早く受けたいという方がいらっしゃれば常にこの
ネットの状況を見ていていただければ前に前にということで
予約することもできることになります
インターネットの予約についてこの今日お伝えをした各区の
集団接種の会場について明日から予約を開始ということを
お伝えをしましたがその明日の予約の開始に併せて
予約をする際のインターネットでの予約のお手伝い
これを福岡市内の離島を除く全ての公民館で
開始を明日からいたします接種券をお持ちいただければ
高齢者の皆さん現在65歳以上の接種が始まって予約が
始まっているので65歳以上の方のネットの予約の
サポートをいたしますですから接種券を持ってお近くの
区役所に来ていただければ大丈夫です
離島についてはちなみに
(事務局(保健福祉局))すみません公民館になりますね
(市長)なんて言った今?
(事務局(保健福祉局))区役所と言いました
(市長)ごめんなさい
(事務局(保健福祉局))失礼しました
(市長)大違いだね大事なところです
区役所じゃなくて公民館ですねはい
お近くの公民館に来ていただければいいです
福岡市は特徴的なんですがすべての小学校区に公民館が
設置をされていますのでお近くの公民館に接種券を
持ってきていただければあなたの予約のサポートをいたします
離島についてなんですが離島については人数がそう
多くないですからそれぞれもう個別に対応をするということで
もう既に調整が終わっていますのでそれ以外の部分ですね
離島以外のところはそのような形で
サポートさせていただきますのでちなみにすべてのその
公民館にはですね市の職員が行ってサポートをしますしまた
各通信事業者の皆さんにはこれはご協力をいただくという中で
これ開始をさせていただきますそれから
集団接種会場といいますと各区だけではなくて今既に
マリンメッセが集団接種会場として先行的に
オープンをしているわけですが今後クルーズセンターも
オープンをいたしますここまでのアクセスとして市役所から
ベイサイドのマリンメッセやクルーズセンターまでの
シャトルバスは既に無料で送迎が始まっておりますので
市役所の前からシャトルバスに乗って接種会場に
行っていただくことができますので是非ご利用ください
それからかかりつけのクリニックですね
現在750カ所という話しをしていたんですが更に増えました
805カ所のクリニックになりました大変多くの
クリニックの皆さんにご協力をいただいているおかげでですね
普段通っているお近くのクリニックの先生に自分の体のことを
よく知った先生に接種をいただけるということで特に
高齢者の皆さん基礎疾患のある方については非常に
助かっております改めてこの場をお借りいたしましてこの
各協力いただいているクリニックの皆さん方に
感謝を申し上げたいと存じます是非これからもですね
1バイアルでも2バイアルでも1日に打つ接種の量を
増やしていただけることをこれからも期待をしております
よろしくお願いいたします
さてこのような形でワクチンの接種に関してはとにかく
できるかぎり最速でもう打って打って、しっかり接種をですね
早く進めていきたいと思っているわけですが
1年前を思い出していただきたいわけですね
ちょうど1年前といいますと1人10万円の定額給付金が
配られた時の大変これ、支給が遅いとかですね
いろんな事になったわけですけれどもこれはすべて原因は
データが繋がっていないというところに日本の課題が
あるわけですがいずれにしてもあの時に起きたことの
一つとしてマイナンバーカードの交付を急ぐ方がですね
区役所に殺到して密になったということがあったんです
そこで今のようなこういった時期に平時の段階で
できるだけその何ていうか密になっていない時にですね
皆さんにはマイナンバーカードの
申請・交付をしておいていただきたいと思うんです
そのサポートをこれからしたいと思いますのでご案内します
マイナンバーカードの臨時交付センターを
6月2日からオープンをいたします
場所はアクロス福岡の3階になります
このアクロス福岡なんですがこれまでと何が違うかというと
まずオープンする時間ですね
これが(午後)8時まで開いているということです水・木・金ですね
この3日間は(午後)8時までオープンをしております
それから土日も開いていますこれまでは区役所だけですから
平日の昼間オープンだったのが
アクロス福岡になることによって水・木・金ですけれども
12時から20時という形で仕事終わりでも
受け取ることができるようになったということと土日の昼も
受け取ることができるようになったということが
これまでと違いますもう一つ違う点があります
それは受け取りだけではなくて申請のサポートもいたします
マイナンバーについてはこれ決まりとして必ず一度は直接
本人確認をしなければいけないという決まりがあるんですね
対面原則というものがあるわけですこれまでであれば
オンラインで申請をしていただければ交付をするつまり
お渡しをする時に本人確認を一度してという形だったんですが
申請サポートつまり受け取りだけではなくて申請をこの
臨時交付センターでしていただきますと申請をする時点で
1度対面をしたということになりますので
ここで申請していただければ受け取りについては
郵送でお送りをすることができることになりますですから是非
このマイナンバーカードの臨時交付センターを
ご利用いただければと思います6月2日からになります
これはすべて予約制になります必ず予約制になりますので
そこだけはお間違えないようにお願いします
密にならないようにそしてまた到着した時にスムーズに
皆さんに交付ないしは申請サポートをさせていただくためにも
完全予約制になっていますのでそこだけは
お間違えないようにご利用いただければと思います
なおこのマイナンバーカードについてはお近くの
公民館においても出張申請サポートというものを行っています
これは市の職員がですね各公民館を回ってこういった
サポートをしていますのでもし公民館のほうでの
申請サポートを希望される方はお近くの公民館のほうで
あなたの近くの公民館ではいつこうした
出張申請サポートをされるのかを聞いていただければ
お答えするということになっておりますので
よろしくお願いいたします私から以上です
(事務局)各社さんご質問ありましたらお願いいたします
(記者)すみません
(市長)はいどうぞ
(記者)KBCの児玉と申しますすみません
本日の開設で各区での集団接種会場の開設ですけれども
前倒しした一番の理由があれば教えていただけますでしょうか
(市長)とにかく今はもうワクチンの接種を
早く進めるということがですねどんな価値観の人であろうと
1番最大公約数としてみんなが
期待をしているところだろうと思うし今日が本来であれば
緊急事態宣言もね今日で終わるはずだったこういう状況は
1日も早くもう終わらせなきゃいけないしもういい加減
コロナとは決別したいんでねそのためにもやはり
ワクチンの接種を進めるということは
一番今大事な施策だと思っていますのでできるだけ
前倒しはしたいと思っています調整を進めてくるわけですが
医療従事者がどれだけその接種体制を
確保できるかというところが一番のボトルネックになっていて
そういう意味では今回各区においての医療提供体制がつまり
医療提供体制というかワクチン接種体制を構築することが
できたのでできるだけ前倒しということで今回開設日を
前倒しで設定させていただきました
(記者)よろしいですか
(市長)はいどうぞ
(記者)朝日新聞の松澤ですが今の質問に関連してですね
どれくらいスピードアップできるかというのは
数字で分かるとありがたいんですけども
各区で1日何人くらい打ててそれによって7月末から
どれくらい早まるのかとかですね
そういう数字的なものがあればよろしくお願いします
(市長)8,000人くらいかな
(事務局(保健福祉局))はい
(市長)全体で前倒しすることによって
各区で前倒しすることによって8,000人分は事前につまり
7月1日までに打てることになります
(記者)なるほど
6月中に8,000人予定より多く打てるということですね
(市長)そうですね
(記者)なるほどわかりました
各区でのその1日のキャパシティーみたいなのはいかがですか
(市長)それはまた後ほど数字はあわせていただきます
(記者)わかりました
(市長)ちなみにごめんなさい
さっき言っていなかった中でいくと7月1日のこの
中央区、早良区については夜間つまり
夕方の5時から10時までを延長して
これもう最初から開設をしますので中央区それから
早良区についての7月1日の分については夜間も行います
基本的には現時点でのこの接種というのはこれは
高齢者65歳以上の方なので基本的には
昼間が中心になると思われますので昼間を中心に行っています
(記者)夜間開けられるというのはそれはたとえば
その仕事が日中ある高齢者の方とか
(市長)そうですそうです
(記者)想定されているということですかね
(市長)はい
ボリュームゾーンは基本は昼だと思うんですね高齢者なので
(記者)はいわかりました
あと公民館における予約のサポートのことで
お伺いしたいんですけれども
(市長)はい
(記者)なんていうんですかね想定される声としてですね
ちょっと二度手間的なイメージがあると思うんです
というのもだから高齢者がせっかく行ったらその場で打てば
いいんじゃないかみたいな声が想定されるんですけれども
そのあたりの二度手間という言い方はあれですけれど
押してもやっぱりこちらのほうが効率がいいんだという
市長なりの説明があればよろしくお願いします
(市長)基本的にはですねそう思う方は
もう来なくていいんですね要するに電話でできるんです
電話でもできるしネットでもできるやっぱりね
これからやっぱり市民の皆さんもできないことを
できないで終わるんじゃなくてできる方はやってできる方は
自分でできるということが大事だと思うんですね
それで福岡市としては私の事前の説明というか
前置きの話がなかったんでちょっと今そのような
質問になったのかなと思うんですけど各公民館で
スマホ講座ってやっているんですよそれはやっぱり今
スマホを使ったら普段の日常生活の利便って非常にやっぱり
上がってくるしだから全部やってあげますよじゃなくて
これをきっかけにしてスマホが使えるようになるように
これサポートしてあげるわけですねそれぞれで次回以降自分で
できるようになりましょうというですねこういうような
意味合いもあってこういった事業をやっているんです
それで携帯キャリアの各社の皆さんにも
ご協力をいただいているのでそもそも出るのがそんなに
大変という方はもう家からの電話でもコールセンターでも
予約ができますし家から例えばご家族とか近所の方に
代わりに予約してもらうことも可能なので
ただ公民館に行くとサポートという形で代理じゃないんですね
サポートなのでこれをきっかけに
スマホができるようになりたいというような方とかを
特に期待をしているということになります
(記者)もともとスマホ講座はやられていて
ワクチンというのが目的の一つであってその半分は
より今後のためにというそういう意味合い
(市長)そうですねはい
やっぱり今後も含めてじゃあ超少子高齢社会ということに
前にしてですね例えば買い物難民の話とかこう
色んな話がある中でやっぱりスマホが使えるというのは相当
これからの社会課題の解決にもこう後押しにもなりますしね
だからそういったできるようになりましょうという
意味もあるしまたこれをきっかけに例えばその公民館に普段
その全く行ったことがないという方もたくさん
いらっしゃるんですね是非近くの公民館に行くきっかけにも
これなってくれたらいいなというような思いもあります
(記者)わかりましたすみません最後に1点
マイナンバーカードの交付センターのほうで
10万円の給付金のお話も出ましたけれどもこのタイミングで
このセンターをオープンするということの理由を
改めて教えていただけますか
(市長)はいやっぱり給付があるとかなったときにはやっぱり
そのタイミングに合わせて殺到してしまうわけですよね
やっぱり普段の今のような特にそのマイナンバーカードが特に
急に必要だという時ではない時にそれぞれがカードの
交付をしておくといざ何か例えばみんなが急きょ
交付したいという人が殺到することを
避けることができるわけですねですから今の時点で逆に
今のようなその特にそのマイナンバーカードに関する
ニュースがない時にあえて交付事業を行うということが
肝要かなという狙いです
(記者)直近で想定していることとかありますか
(市長)いやそれは国のほうでですね
給付事業があればいいんですが
給付になってしまう時というのは
緊急事態な状況になってしまう訳でないのが
いいんですけれども
ただこういった時にやっておくということですね
(記者)ありがとうございます
(市長)はいじゃあどうぞ
(記者)毎日新聞の土田です
スケジュール感なんですけれども7区のこの集団接種の会場の
前倒しすることによっていわゆる一般接種というのも今後
どのような形でスケジュール進むのかイメージとして
スケジュール感をちょっとお願いいたします
(市長)はいもちろん8,000人分は早くこれで
進むことにはなりましたので8,000回分かな
8,000回分は多く進むことになりましたので
今64歳以下についてはこれはこれで今検討をもう具体的に
進めているので次回7日にはお話が具体的にできると思います
はいどうぞ
(記者)すみません
独自優先接種のことでお尋ねしたいんですけど河野太郎大臣が
先日各自治体のですね独自優先枠の接種について認めました
それで独自優先接種を先に進めている福岡市としての
受け止めをお伺いします
(市長)うんもちろんこれは当然だろうと思いますし
河野大臣とはもう前に話していますからねとにかく国としては
高齢者の接種を7月までに終わらせてほしいというオーダーが
出されていましたんでね福岡市としては高齢者の接種を
7月までに終わらせるということはもちろんした上でさらに
これは接種するというのは手段であって目的ではないので
目的は感染の拡大防止にありますし医療提供体制を
維持するということが目的ですのでそういう意味では
感染拡大の防止と接種を最速で進めていくということの両立が
大事だろうということでちゃんと要するに規定演技はしっかり
やりますんでプラスアルファ自由演技も
やらせてくれということでこれOKもらっています
前回の会見の時に
聞かれれば大臣とも話していますよということは
言おうかと思ったんですが質問出なかったので特に
言ってなかったですけどもうすでに話はつけた後でうちも
発表しているのでそういうことですね
それを昨日か一昨日かぐらいに何か会見かなんかで
向こうが言っていたんでしょうね
(記者)すみません福岡市の独自優先接種で当初は警察官の
独自優先接種の話されていたと思うんですけどこれは
検討状況についてはいかがでしょうか
(市長)警察官についてはもちろん福岡市として
これなんでちなみに独自優先が介護従事者、幼稚園・保育園の
先生とかスタッフそれから学校のですね小・中学校の先生方
そして警察官がでていたわけですねこれがそもそもなぜ
出たかというとこれはワクチンの接種体制を考える
福岡市会議をもう今年の初め頃から開催をして
現在の体制というのをこれ医療従事者の皆さんと一緒に
作ってきた体制なんですねこの会議をしていく中で
感染拡大防止をやはりしていくためにはこういった
エッセンシャルワーカーの皆さんというのを優先的に
打ったほうがいいのではないか特に警察についても当時非常に
県警の中でも結構感染広がっていたんでこれが
日常生活、治安維持に問題が出るとよくないということで
これはコンセンサスで決まったことだったんです
これを今回今実現をしているんですがその中から
県警だけ入っていないんですねなぜかというと県警として多分
セキュリティー上の理由だと思うんですが
リストを出すことができないというご回答だったんです
ですから福岡市としてはもちろんこれ
やりたいというつもりはあったんですがリストを出せないと
どなたがいらっしゃるということがわからないと
これを反映することができないということで残念ながら
これできないということになってしまったんですね
ただ一方ですでに県警のリストは県警ですから
県が持っているわけですねですから福岡県に対して
県警の皆さんへの優先接種をぜひ
行っていただきたいというお願いはしております
(記者)ありがとうございます
(市長)はいどうぞ
(記者)すみません、関連になるんですが
差し支えない範囲で河野大臣とのやりとりですね
どういった形で要望を伝えて了承もらったのかだいたい
いつぐらいの時点でもらったのかというのを
差し支えない範囲で教えてください
(市長)前回私が東京に行って
河野大臣のところに行った時にですね具体的に福岡市としての
要望事項とかもろもろお話しをした中で
福岡市の独自優先の話もお伝えをしました福岡市としては
高齢者の接種は7月までには終わるのはもちろんだが福岡市の
医療従事者の皆さんと作った会議においてのコンセンサスで
こうした皆さんを独自優先したほうがいいという
ご意見をいただいたので福岡市はこれをやりますという
通告をしたわけですが大臣もそれ素晴らしいことなんで自分が
ブレーキをかけることはないという形でいただきましたので
ありがとうございますということでお返しをしています
(記者)12日の件でしょうか
大規模接種センターを要望した際に
(市長)そうですね
(記者)12日の
ありがとうございます
(市長)はい
(記者)産経の中村です今二つ前の県警のお話
差し迫った話ではないとは思うんですけど県が持っている
リストを市なりなんなりは使えない要は
データが連携できないという話でこれ
この件に限った話ではないですよね
前の自衛隊の予約のあの件もそうですけど
(市長)はいはい
(記者)この件に限らずもうもろもろあってそこをちょっと
コロナに限らずなんですけどもデータが連携できないことで
いろいろ不都合が起きている給付金の話もそうでしたよね
あのあたりについてちょっと
思うところがあるんじゃないかなと思うんですがいかがですか
(市長)やっぱり今回新型コロナウイルスということは
日本の弱点というのを本当にあぶり出したと思うんですね
やっぱり政府に対してさまざまなこの国が行う施策例えば
飲食店への協力金これも本来、本来というか売り上げに応じた
補償であるならば理解はできるけれども一律の協力金になると
普段よりも協力金のほうが値段が高いというかですね
たくさんもらえる方もいらっしゃれば普段の売り上げよりも
非常に低くなるという方もいらっしゃるそれから例えば
罰金を払ったほうが払ってでも営業したほうが
まだいいとかですねいろんな何ていうか人によってすごく
そこに不公平感を感じてしまったりということがあったりとか
もしくは先ほど言ったように定額給付金ですらつまり
国民全員に10万円という条件一番シンプルな条件ですら
給付が遅くなってしまったということこれは属人的な
リーダーの資質だとかそういった問題ではなくて本来やっぱり
非常に日本の仕組み自体が非常にこういった緊急対応に
弱いというそもそも仕組みを持っているわけですね
その仕組みとは何かというとそれは情報を政府として
管理できないということなんですね具体的には
今お話しいただいたような住民基本台帳の
データという様なものも基礎自治体しか持っていないわけです
だからどういう方が今どこに住んでという情報がわからない
そしてその方の口座番号というようなことも
把握をしていないのでこういったのも政府のほうで
把握をしていればですね一律にここにすべて
10万円振り込むということがボタン一つである意味
できるかもしれない現にアメリカですとかもしくは海外も
給付金いろんな制度の違いはあっても振り込みというのは
非常に早くできているわけですねアメリカでも2週間後には
決定から2週間後には振り込みができているこれが
できていないというのはデータ連携が
できていないということなんですね例えば
国税のデータというのを国税の情報を使えれば総務省が
売り上げに応じた形でいろいろな補償をしたりだとか
給付金を払ったりということもできるでしょうしこうした
課題というのを今回のコロナは浮き彫りにしたと思います
これをですからこれは私たち日本人が国民が
どういう国家でありたいかこれからどういう
社会でありたいかという選択にかかっていると思うんですね
やっぱり今のやり方であればどうしても普段から情報を
持っていないのであれば何かをしようというふうに政府が
決めた後一人ひとりもう一回基礎自治体が住民基本台帳を基に
発送してそれぞれ市民の皆さんに書いてもらったのを全部紙で
送り返されたやつに書いてある口座番号を確認してみたいな
作業をもう一回全部しなきゃいけないというだから
政府というのが情報を持つのが嫌だということであれば
今のような状況というのは今後また定額給付金が来年あっても
再来年あっても同じ対応しか取れないということですね
もしこれを迅速にするほうを優先するのであれば
データの連携をするもしくはこういったデータに個人情報に
アクセスできるのは例えば有事のだけというふうに
決めるとかですねそんな条件を付けながらすれば
早くいくことにもなりますしいずれにしても今回結構
日本ってねのど元過ぎたらすぐにこういった状況も
忘れてしまうところもあるんですが今回コロナでみんな
同じ痛みをみんなが痛みを共有した中でこれから日本として
どうあるべきなのかというのはこれは忘れずにしっかりと
考えていくことが肝要だと思います
(記者)わかりましたありがとうございます
(市長)はい
(記者)すみません読売新聞の池園と申します
公民館のワクチン予約のサポートにちょっと
戻るんですけれどもすみませんだいたい現在ワクチン接種の
予約ができていない高齢者の方がどれくらいいらっしゃって
その中から何人ぐらいの利用を
見込んでおられるのかということとあと狙いとしては
接種したいけどどうすればいいかわからないという方の
接種需要というのを掘り起こしという意味合いも
あるのかというところをお伺いしてもよろしいですか
(市長)はいわかりました現在ですねすでに高齢者の方で
予約をしている方がだいたい30万人の後半39万人程度
いらっしゃるわけですね39万回予約がされているわけです
およそ高齢者の数が36万人ですからそう考えると1人2回
だいたい予約をするように1回の最初の予約で
2回分取るわけですねということを考えるとおよそ
高齢者の半分はすでに予約が終わっているという
状況だと思います今回の事業についてなんですがこれは
目的は今おっしゃった二つともになります
目的は一つはまだ予約をされていないというような方の予約を
促進をしていくということそれからもう1つが
コールセンターでもちろん電話すればもちろん予約は
取れるんですがそこはインターネットで
スマホで普段使っているようなスマホとかで
予約ができるようになるというような意味合い
こういったものもあります
(記者)ありがとうございます
(市長)ちなみに公民館での予約サポートについては
先ほど言ったように毎日公民館でのサポートについては
これについては予約いらないのでいつでも明日以降
来ていただければ大丈夫ですはいそれからどうぞ
(記者)すみません
今の高齢者ワクチンの接種に関連してなんですけれども
今の直近の分かる数字でいいんですけれど接種率高齢者の
1回目のワクチン接種率を教えてくださいまた今回
8,000回前倒しということですけれども
現在の想定のペースに比べての受け止めを教えてください
(市長)とにかくこの8,000という数はもちろんながら
福岡市の場合はですね最新の数字でいくと805の
クリニックが接種に協力をいただいておりますこれだけ
前倒して大掛かりにやりますけど実は各クリニックが
10回ずつ1日の接種を増やしていただいたらこの分を全部
たった1日でフォローしてしまうぐらいの数になるわけですね
ですから福岡市としてはこうしたできる限りの集団接種の
会場も設けていきますしまた地域のクリニックの皆さんの
頑張りによっても相当数字というのは変わってくるわけです
また実際に1週目を受けて来週以降また大幅に接種の回数を
増やしていただけるという声かけもしてますが
ところもありますしそういう意味ではとにかく今
どんどんどんどん接種できる環境というのを整えて
進んできていると思いますのでかなり今日と明日と明後日では
接種の数というのはまた想定が変わってくるというぐらい
増やしておりますのでということを
ご理解いただければと思います
どうぞ
(記者)すみません先ほどの質問の関連なんですけれども
公民館のワクチン接種についてなんですがこのタイミングで
インターネットのサポートを始められたというところの訳を
お伺いしたくて高齢者の方のメインの予約は
コールセンターのほうが多いのかそれともネットのほうが
多いのか思ったように進まなかったからこういう事業を
始めたのか理由をお聞かせください
(市長)はいちょっとじゃあ原局からお願いします
(事務局(保健福祉局))はい
39万回分の予約がということで市長からありましたが
やはりネットからの予約というのが大半を占めております
コールセンターのほうでも日々今は繋がる状況を
確保できたんですが日々受けておりますけどやはり
お一人お一人高齢者の方と電話でのやり取りということで
15分ほどかかっておりますなので1日あたりでの
件数というのは劇的に繋がるからといって
伸びるものでもないしというような状況がございます
やはりコールセンターでもできるんですがやはり
そういった状況を踏まえるとネットにも
慣れていただきたいというところで
これを機にというところで考えております以上でございます
(記者)特別、ネットの予約が思ったよりも
少なかったとかという訳ではない
(事務局(保健福祉局))いえネットのほうは
24時間可能ですし対応できる方は着実に
そこでやられているような数値と認識しております
(記者)ありがとうございます
(事務局)ほかいかがでしょうかよろしいですか
では以上で終了します
(市長)どうもありがとうございました
どうもありがとうございました