柏陵高校 自転車運転免許制度 ~自転車事故がない学校を目指して~

柏陵高校 自転車運転免許制度

~自転車事故がない学校を目指して~

 安全運転の取り組み

 南区柏原にある県立柏陵高校は、平成18年から自転車の運転免許制度を導入しています。全校生徒約940人のうち、自転車通学をしている800人ほどの生徒が免許証を持っています。

 運転免許制度を導入したきっかけは、同校生徒と地域の人による自転車事故です。二度と自分たちの高校から事故の加害者を出さないという思いで、生徒会が中心となり「柏陵交通安全宣言」を行いました。その後安全運転に関する取り組みが学校全体に広まり、警察とも協力して同制度が始まりました。

 免許は10点の持ち点制で、運転時の携帯電話の使用や、2人乗りなどの違反をすると3点の減点です。また、学校前の坂は自転車を押して帰る、決められた通学路を通るなど、独自のルールを守らない場合も減点になります。持ち点が0になると免許取り消しとなりますが、生徒の交通ルールに対する意識が高く、今まで取り消しになった生徒はいません。

 自転車運転免許試験

 4月18日、同高校で1年生を対象に自転車運転免許試験が行われました。まず運動場で南警察署の警察官から実技講習を受け、その後体育館での安全講習で正しい交通ルールなどを学びました。最後に自転車通学をする予定の生徒が筆記試験を受け、278人の生徒が免許証を取得しました。

 免許証は1年生で取得すれば自動更新となりますが、毎年3回の安全点検や任意保険への加入、免許の携帯が義務付けられるなど本格的です。

 「免許制度を導入してから、自転車による事故が激減しました。交通ルールを守ることは、よりよい社会人になるための第一歩だと思います」と生徒指導主事の土居弘典先生(47)。また、1年生の阪本壮次朗さんは、「免許を取ったことで、柏陵高校の生徒としての自覚が出てきました。これから気を付けて運転していきたい」と話していました。

 【問い合わせ先】

 県立柏陵高校 電話092-566-3232 FAX092-565-2109

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