ふくおか市政だより 2014年6月15日号 6面 夢かなうまち・福岡を目指して 国家戦略特区「特区」について解説します

夢かなうまち・福岡を目指して

国家戦略特区「特区」について解説します

平成26年3月28日、市は「国家戦略特別区域」(以下「国家戦略特区」といいます)に選定されました。この国家戦略特区について解説します。

国家戦略特区とは

例えば「イベントを道路上でやりたいが、道路を利用するには、さまざまな規制があって難しい」など、事業を行う上で法律によるさまざまな規制が妨げになることがあります。こういった規制などを特定の地域で緩和し、事業を展開しやすくして、日本経済の再生を促す目的で実施されるのが国家戦略特区という制度です。

国家戦略特区では、自治体、民間事業者と国が密接に連携を取って国家戦略にふさわしい、取り組むべき計画を策定し、実現します。

創業しやすいまちへ

国が進める国家戦略特区のうち、市は新しく会社をつくったり、会社の中で新しい事業を始めたりする上で妨げになっている規制などを緩和する、いわゆる「創業特区」に指定されました。これまでも、市は創業者向けオフィスを安い賃料で提供したり、創業相談を実施したりするなど、創業のための環境整備に力を入れてきました。このような従来の取り組みに加え、国家戦略特区を活用した規制の緩和などを行うことで、新しい分野への挑戦や海外市場の開拓など、新しい事業が始めやすくなります。

今後の進め方

国は、基本方針の中で「国家戦略特区はスピード感が重要」であることを掲げています。

今後は市と民間事業者、国で構成する「区域会議」を設置して、具体的な規制改革事項などを盛り込んだ「区域計画」を策定。夏ごろには「区域計画」を内閣総理大臣が認定し、特区内で規制の緩和などを活用した事業が順次スタートする予定です。

「区域計画」は一度策定したらおしまいというのではなく、追加の規制改革事項などがあれば、「区域会議」を開いて変更することもできます。

 

市が国家戦略特区に選ばれたことは、日本全体を元気な、夢のある国に変えていくエンジンの役割を与えられたということです。

市で新しい事業やサービスが次々と起き、新たな価値が生まれることで、さらに人と投資を呼び込み、地元経済の活性化につなげる─このような経済の好循環を日本全国に広げていくため、市はチャレンジを続けていきます。

市はグローバルに活躍するベンチャー企業の創出を目指し、国内外の起業家による英語でのビジネスプラン・コンテスト「フクオカ・グローバルベンチャー・アワーズ」の参加者を募集します(締め切りは6月末)。詳細はホームページ( http://fukuoka-global.ventures/ )をご覧ください。

 

市の「特区」選出をアピール

ロンドン対日投資セミナー

海外からの投資誘致を積極的に受け入れている福岡市は日本政府からの要請を受けて安倍総理と共に高島市長が訪英し、5月1日、政府が開催した「ロンドン対日投資セミナー」に出席。同セミナーで、市長は国家戦略特区に選定された福岡市への進出の利点を主題とした誘致提案説明を英国企業、投資家、政府関係者等200人に向けて行いました。

「海外企業が日本に進出する際に問題となる、障壁について、国家戦略特区の枠組みで解決していこうとする福岡市の姿勢が印象付けられた」(英国企業の対日ビジネスコンサルタント)、「福岡市は創業するのに最適な環境を有していると認識した。自社も福岡市にオフィスを構えることを検討したい」(英国起業家)などの声が聞かれました。

【問い合わせ先】

企画調整部国家戦略特区等担当                          電話092-711-4866  FAX092-733-5582

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