インタビュー スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』主演 市川猿之助さん

ふくおか市政だより 2016年2月15日号 2面

 

インタビュー スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』主演

市川猿之助さん

累計発行部数3億2千万部を誇る国民的人気漫画「ONE PIECE(ワン ピース)」が歌舞伎になりました。東京・新橋演舞場、大阪・松竹座を経て、いよいよ4月の博多座に登場します。

本作の演出を手掛け、主人公のルフィを含む3役を演じる市川猿之助さんに話を伺いました。

博多座リニューアル記念公演

福岡は、平成12年のスーパー歌舞伎『新・三国志』以来何度も訪れていますが、おいしいものも多くて、大好きなまちです。大名(中央区)などもよく歩きます。

博多座への出演は、平成25年6月の四代目猿之助襲名公演以来3年ぶりです。劇場がリニューアルしたばかりの公演ということで、とても光栄に思っています。

博多座は、スーパー歌舞伎をはじめ、いろいろな作品が映える劇場ですよね。今回の『ワンピース』には、舞台から3階の高さまで舞い上がる宙乗りはもちろん、本物の水や火を使った大掛かりな演出や早替わりなど、スーパー歌舞伎ならではの要素を全て詰め込みました。

博多座は広い劇場なので、宙乗りではサーフボードに乗って飛ぶ私の姿をより長い時間ご覧いただけます。「本水(ほんみず)」を使った大滝の場面も、とてもきれいだと思いますよ。若手の坂東巳之助(みのすけ)さんや中村隼人さん、そして市川男女蔵(おめぞう)さんが水しぶきを上げて立ち回るシーンは大迫力です。

最新の映像技術を駆使した演出もあって、歌舞伎が好きな人も、初めて見る人も楽しめる舞台になっています。ぜひご期待ください。

ワンピースの根底に流れるもの

実は、今回の話をいただくまで原作の「ONE PIECE」は読んだことがありませんでした。でも、実際に読んでみると、仲間との友情や絆などを描いた感動的なシーンや心に残るセリフがたくさんあって、この漫画が世代や国境を越えて愛されている理由がよく分かりました。物語の根底に流れるテーマに、歌舞伎と通じる部分があるように感じます。市川右近さんが演じる「白ひげ」という大海賊の立ち姿に、ある歌舞伎の演目を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

博多座をワンピースの集大成に

東京の舞台では、子どもたちに楽しんでもらえたのが何よりうれしかったですね。また、「ゆず」の北川悠仁さんが作ってくれたテーマソング「TETOTE(テトテ)」が流れる場面では、客席の皆さんが立ち上がったり、一緒に歌ってくれたりと、これまでの歌舞伎にはなかった盛り上がりも見られました。

博多座公演では、さらに内容を凝縮させて、より密度の高いものにしたいと思っています。東京、大阪に続いての上演となる博多座の舞台は、『ワンピース』の集大成。歌舞伎とか漫画とか、ジャンルにとらわれずに、とにかく何も考えずに楽しんでほしいです。きっと素晴らしい時間を過ごしていただけると思います。博多座でお会いしましょう。

 

博多座

リニューアル記念公演

スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』

 

あらすじ

海賊王を目指す主人公ルフィとその仲間たち「麦わらの一味」が、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を巡って繰り広げる冒険物語。今回は原作の中でも人気の高い『頂上戦争編』を舞台化。戦いの途中で仲間たちと散り散りになってしまい、一人になったルフィは、兄のエースの処刑宣告の知らせを聞き、決死の覚悟で救出に向かう―。

20160215-02-02

2月13日(土)午前10時から電話予約・インターネット販売開始

▼費用 A席18,000円、特B席13,000円、B席9,800円、C席5,000円(税込み)

【博多座電話予約センター】

電話092-263-5555(午前10時~午後6時)

【インターネット販売】

▼ホームページ www.hakataza.co.jp/

※2月14日(日)午前10時から博多座2階広場のチケット売り場でも販売(午前10時~午後6時)

※博多座「市民半額観劇会」については本紙情報BOXをご覧ください。

【問い合わせ先】博多座(博多区下川端町2-1)

電話092-263-5858

FAX092-263-3630

 

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