福岡市立ミュージアム3館連携共同企画
冬のおとなミュージアム「超☆現実 ― 演じる写真/見えないものを見る」
3回目の開催となる今年の「冬のおとなミュージアム」は、各館の所蔵品を通して、見る者を「現実を超えた世界」へいざないます。
福岡アジア美術館「演じる写真」
現実と虚構のはざまには、一体どんな世界が見えるのでしょうか。
本展では、チー・パン(中国)の全長8メートルに及ぶ「太陽」など、アジアの美術作家が別の誰かに扮(ふん)して作り上げた世界を、約30点の写真作品で紹介します。
【日時】 来年1月2日(月)~3月21日(火)午前10時~午後8時
【場所】 福岡市博多区下川端町3‐1リバレインセンタービル7・8階
電話092-263-1100
FAX092-263-1105
【休館日】 水曜日、12月26日(月)~1月1日(日・祝)
福岡市博物館「見えないものを見る」
見えないけれど、確かにそこにいる。
例えば、伊藤若冲(じゃくちゅう)の「付喪神図(つくおがみず)」。付喪神とは、日本の民間信仰に見られる考えで、古くなった道具や自然物に霊魂などが宿るとされているものです。この絵は、茶道具や楽器の琵琶を思わせる形をしたものが神と化し、ユーモラスな姿で描かれています。
本展では、約20件の絵画や民俗資料などを展示します。先達から脈々と伝えられてきた「見えないものを見る」「形のないものを可視化する」ことの意味について考えてみませんか。
【日時】 12月20日(火)~来年2月19日(日)午前9時半~午後5時半
【場所】 福岡市早良区百道浜三丁目1‐1
電話092-845-5011
FAX092-845-5019
【休館日】 月曜日、12月28日(水)~1月4日(水)
各館とも 料金 一般200円、高大生150円、中学生以下無料。休館日が祝・休日の場合は開館、翌平日休館。入室は閉館時間の30分前まで。
詳細は、福岡ミュージアム情報のホームページ( http://f-museum.city.fukuoka.lg.jp/ )をご覧ください。
※福岡市美術館はリニューアル休館中のため、展示はありません。
関連プログラム
①おでかけトーク
各館の展示会場内に、市美術館、アジア美術館、市博物館の学芸員が勢揃いし、「超☆現実」をテーマにトークを行います。
【日時 場所】
来年1月21日(土)アジア美術館
2月12日(日)市博物館。各会場とも午後1時半~2時半 申し込み 不要 料金 無料(観覧料が必要)
②あなたの知らないバスツアー
マイクロバスで各館を巡ります。広報リポーターとして、この企画展やミュージアムの魅力についてインターネットのSNSや口コミで発信してください。休館中の市美術館に潜入できるかも。
【日時】 1月28日(土)午後1時~6時
【対象】 20歳以上
【定員】 抽選で20人
【申し込み】 往復はがき(〒810‐8620住所不要)、メール、 FAXに住所・氏名・年齢・電話番号を記入して、1月6日(金)必着で文化振興課「あなたの知らないバスツアー」係へ。
■問い合わせ先/文化振興課
電話092-711-4665
FAX092-733-5537
メールbunka.EPB@city.fukuoka.lg.jp