消防団員がまちを守る
現在、市内では7団64分団・2,602人の消防団員が地域防災のために活動しています。
中央消防団草ケ江分団の河野 司さん(20歳)に話を聞きました
専門学校1年生の時に消防団に入団し、5月で2年になります。
災害出動以外も、訓練や防火・防災のためのパトロール、広報活動、祭りの警備、小学校での防火訓練などを行い、まちを守っています。「消防出初式」でのまとい振りやはしご乗りも、消防団の伝統を伝える大切な役割の一つです。
パトロールをしていると、家の前に段ボールなど燃えやすいものが置いてあるのに気付きます。放置していると、放火やたばこのポイ捨てなどによる火災にもつながるので、一軒一軒チラシを配布したり、声掛けをしたりしています。
消防団に、もっと若い人たちが増えてくれるとうれしいです。草ケ江分団には現在30人が所属しています。いろいろな職業の人たちと一緒に行動する中で、社会人としての常識やマナーを学ぶことができました。消防団に入ると、プラスになることがたくさんあります。地域の人たちとのつながりも深まり、消防団員としての活動を通じて人として成長できたと思います。
消防団員を募集しています
18歳以上で、市内に居住または通学・通勤している人であれば誰でも消防団に入団できます。
消防団員は、男女問わず、自営業・会社員・主婦・大学生などさまざまな人で構成され、普段は他に職業を持ちながら、災害時には消防活動を、平常時には火災予防活動などを行い、地域の安全・安心を守っています。
消防団員には年額報酬のほか、災害活動や訓練等に出動した場合に手当が支給されます。被服の貸与や表彰制度もあり、消防団活動で負傷した場合などには、公務災害補償制度に基づき補償を受けることができます。
詳しくは、市内各消防署または消防団課消防団係
電話092-725-6564
FAX092-791-2420へお問い合わせください。