Vol.2 マイコレ マルマルな文化財

Vol.2 マイコレ

マルマルな文化財

福岡市は文化財の宝庫です。市内の代表的な文化財について、その魅力となる「マルマルな」特徴を示しながら紹介していきます。

めぐみ豊かな

昭和25年、一人の青年が博多区板付の畑で弥生時代初期の土器を見つけました。この発見により、板付遺跡が「日本最古の農村跡」であったことが証明され、一躍注目されました。

その翌年から日本考古学協会が18年をかけて発掘調査を敢行しました。大規模な調査の結果、弥生時代、そして次の古墳時代の特徴と変遷を残していることが分かり、昭和51年に国の史跡に指定され、さらに平成7年には弥生時代を学べる史跡公園として整備されました。

遺跡には、かつて深い堀で囲まれた「ムラ」がありました。水田跡と共に鍬(くわ)や鋤(すき)などの農耕具もほぼ現在と同様の形で発掘され、当時からすでに高度な技術で稲作をしていたことが分かります。出土品や各時代の農村の暮らしは、遺跡に隣接する「板付遺跡弥生館」で展示されています。

毎年6月には復元された水田で「田植え祭り」も行われています。今も昔も大地のめぐみを実感できる遺跡です。

復元された弥生時代の木製農具

(史跡整備活用課 阿部 泰之)

最新の福岡市政だよりについては以下のサイトでご確認ください
https://www.city.fukuoka.lg.jp/shisei/kouhou-hodo/shiseidayori/index.html