こんな相談、増えています 第6回 製品による事故にご注意
こんな相談、増えています
第6回 製品による事故にご注意
事例① 10年前に購入した石油ファンヒーターのスイッチを入れしばらくすると、白い煙が出てきた。間もなく黒煙が発生し始め、温風の出口から炎が出てきた。慌てたが幸いにも鎮火し、事なきを得た。
② ホットカーペットを使用しているときに、異音がしたのでよく見てみると、温度コントローラーから煙が出ていた。その後、リコール商品であることが分かった。
③ 腰にカイロを貼り、電気毛布を使用して就寝した。翌日カイロを剥がすと「痛がゆさ」があったので皮膚科を受診したところ、ひどいやけどをしていると診断された。
アドバイス① 長年使用している暖房器具は経年劣化により発火などの事故が起きやすくなります。取扱説明書をよく読んできちんと点検しましょう。「おかしい」と思ったら使用を中止し、販売店や製造元に相談を。
② リコール情報は、新聞広告等で知らせるほか消費者庁のホームページ(「リコールサイト」で検索)で確認できます。該当する場合は使用を中止し、製造元に連絡してください。
③ 低温やけどを防ぐためには、長時間同じ場所を温めないことが重要です。熱の作用が長時間に及ぶため、重症化していることがあります。痛みや違和感がある場合は医療機関を受診しましょう。
消費者トラブルで困った時は、まず相談を。
福岡市消費生活センター相談専用電話
電話 092-781-0999 平日午前9時~午後5時 第2・4土曜日(電話相談のみ)午前10時~午後4時