「梅林」を梅香る町に地域の未来を共に創る
梅林を梅いっぱいの町にしよう
吉田由良さん(66)が代表を務める「梅香る町梅林・推進プロジェクト」のメンバーが中心となって、平成28年から梅林地区で梅の植樹活動が行われています。
活動のきっかけは、夜間パトロールの時の「この町は梅林というのに梅の木が少ない」という参加者の何気ない一言でした。「それならみんなで梅を植えよう」との提案に有志が賛同し、プロジェクトが発足。地域住民や企業の協力を得て、同年12月に8本のしだれ梅を植樹し、昨年2月に美しい花が咲きました。
昨年12月には梅林中学校の生徒も参加して、町内の雑草地や公園、道路などに新たに計26本のしだれ梅を植樹しました。
梅の並木道に人が集まり、交流が生まれ、住民の心を束ねるシンボルとなるよう願いが込められています。
広がる活動の輪
プロジェクトに協力する地域の老人ホームが敷地内に梅を植えたり、近隣の寺の境内に植樹が予定されたりしています。吉田さんは、「住民みんなで梅の木を植えて、その成長を見守っていきます。町がきれいに変わっていく様子を語り合うことが住民同士のコミュニケーションにつながり、災害時にも地域で団結して助け合えることを期待して、今後も梅の木を増やしていきたいです」と話しました。
【問い合わせ先】
城南区企画共創課
電話092-833-4053
FAX 092-844-1204

