カンピロバクターによる食中毒に注意
福岡市で昨年発生した食中毒のうち、約65%がカンピロバクターによる食中毒です。
●カンピロバクターとは
カンピロバクターは動物の消化管内に生息する細菌で、食肉に付着していることがあります。十分に加熱することで死滅しますが、鶏刺や鶏たたきなど、加熱が不十分な肉を食べて感染することが多く、腹痛・下痢・発熱などの症状を引き起こします。
●予防のポイント
①肉は中心までしっかり加熱する
カンピロバクターは肉の表面だけではなく内部にも存在します。中心までしっかり加熱しましょう。
②生肉を触った手はせっけんでよく洗う
手を洗わないまま、他の食材や調理器具に触ると、二次汚染する可能性があります。
③調理器具を使い分ける
包丁やまな板などの調理器具は、生肉専用のものを用意するか、生肉を切る順番を最後にしましょう。
④生肉を扱った調理器具は、よく洗浄して消毒する
熱湯や塩素系の消毒液(漂白剤)を使って消毒しましょう。
【問い合わせ先】西区衛生課
電話 092-895-7095
FAX 092-891-9894