力を合わせることを学んだ避難所づくり体験
別府校区
6月28日(土曜)、別府校区男女共同参画協議会主催の「避難所づくり体験」が別府小学校で行われ、小学生48人、中学生7人、大人79人の総勢134人が参加しました。
この企画は、小中学生に性別や世代を超えて力を合わせる体験を通して、男女共同参画について学んでもらおうと、同校区子ども会育成会主催の「学校に泊まろう2014」の中で実施されました。
まずは非常食の準備に取り掛かった子どもたち。火を使わず水を入れて60分置くだけでできる「マジックライス」などをセットしておき、出来上がるまでの間に段ボールで避難所づくりを体験しました。
「さまざまな人たちが集まる避難所では必要なものも異なる」と事前の講話で聞いていた子どもたちは、男女も学年も異なるグループでどんな避難所が過ごしやすいかそれぞれの視点から意見を出し合いました。非常食が出来上がるころには、人が集う空間や1人分ずつ仕切った寝る場所などグループのアイデアが詰まった避難所を完成させることができました。
参加した別府小6年の牟田直大(なおひろ)君は「みんなで話し合って作ることができました。災害が発生する前に体験できたので、いざというときに役立てたいです」と話してくれました。
同協議会の石内絵衣子会長(60)は「協力し合うことの大切さについて子どもたちが学べる企画を考えた。一人一人を尊重できる大人に成長してほしい」と話しました。
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