「体がだるい」「せきが治らない」 それって結核かも
<9月24日~30日は結核予防週間です>
平成28年、全国で約1万8千人が新たに結核患者と診断され、約1,900人が亡くなっています。結核はいまだ重大な感染症の一つです。
症状はせき、たん、発熱、体がだるいなど風邪と似ています。せきが2週間以上続くなど、気になる症状があるときには、マスクを着用して、早めに医療機関を受診しましょう。早期に見つかると、通院治療だけで治すことができます。
<どうやって感染するの?>
せきやくしゃみと一緒に空気中に飛び散った結核菌を周囲の人が吸い込むことで感染します。感染しても必ず発病するわけではなく、発病するのは感染者の約1割といわれています。ただし、体力や免疫力が落ちると眠っていた結核菌が増殖し、数年から数十年後に発病する場合もあります。
<予防できるの?>
普段から規則正しい生活を心掛けておくことが重要です。また、乳児は抵抗力が弱いため、発病すると重症化しやすく危険です。遅くとも1歳前までにBCG接種を受けましょう。
■問い合わせ先/保健予防課
電話 092-711-4270
FAX 092-733-5535
●65歳以上は毎年検診を
結核の発病は高齢者に多くみられます。65歳以上の人は毎年「結核・肺がん検診」を受けましょう。
各区保健福祉センター(保健所)等で同検診(胸部エックス線撮影)を行っています。予約は、集団健診予約センター(電話 0120-985-902)へ。