LED照明でアーチ型の天井の写真 掲載号:2019/03/01   特集記事, 市政だより記事

市美術館がリニューアルオープン   2019/03/01

お問い合わせの際は、過去の記事もございますので、掲載時期をご確認ください。

市美術館がリニューアルオープン

2019年3月21日(木・祝)、 2年半に及ぶ改修工事を終えて市美術館(福岡市中央区大濠公園)がオープンします。より気軽に、親しみやすく生まれ変わった美術館を紹介します。

建築美を生かしつつ、より快適に

1979年に開館した市美術館は、日本近代建築の巨匠・前川国男によって設計されました。新しくなった美術館には、赤茶色の磁器質タイルの外壁や、アーチ型の天井、2階の屋外広場「エスプラナード」といった前川建築の特徴がそのまま残されています。照明器具や家具、時計も開館当時のものです。
前川建築のデザインを生かす一方、内部施設はユニバーサルデザインに配慮した造りとなっています。従来の二つの入り口に加え、公園側から1階に通じる入り口を設け、誰もが気軽に立ち寄れるようになりました。

 

LED照明でアーチ型の天井の写真

国内最高水準の展示環境を実現

展示スペースを広げたほか、作品の細部まで鑑賞できるよう展示環境を整えました。例えば、照明には作品に合わせて色や明るさを調整できるLED(発光ダイオード)を用い、展示ケースには透過性の高いガラスを採用しています。
市民が作品発表の場として利用できるギャラリーは、4室から6室になりました。用途が美術分野に限られていたミュージアムホールでは、映画の上映会やコンサート、演劇なども行えるようになりました。

高さを変えられる机や、流し台 を備えたアートスタジオの写真古美術のコレクション室の写真

このほか、子どもが絵本を読んだり遊んだりできるキッズスペース「森のたね」や、大濠公園を眺めながら飲食を楽しめるカフェやレストラン、市美術館オリジナルの博多人形や雑貨、文具等を購入できるショップなどもあります。施設や展覧会の内容など詳しくはホームページ(「福岡市美術館」で検索)で紹介しています。

福かぶり猫の写真大濠シューの写真キッズスペースの写真

■問い合わせ先/市美術館

電話 092-714-6051

FAX 092-714-6071

【開館時間 】午前9時半~午後5時半(入館は5時まで)※カフェは午前9時~午後7時、レストランは午前11時~午後8時半(土・日曜・祝休日は午前9時半から)

【休館日】 月曜(祝休日の場合は翌平日)※4月30日(火)は開館

 

2019年3月21日(木・祝)~5月26日(日)

リニューアルオープン記念展

これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレ CBE:Flower Power

 

●「これがわたしたちのコレクション」

市美術館が誇る約1万6,000点のコレクションの中から、代表的な作品約250点を紹介します。ダリやウォーホル、バスキアなどの著名な作家や、現在国内外で活躍する作家の作品を展示します。福岡藩主・黒田家の宝物「博多文琳(ぶんりん)」や、禅僧・仙崖(せんがい)の「犬図(いぬず)」、電力王と呼ばれた松永安左エ門が集めた茶道具等の古美術品なども見られます。
学芸員やガイドボランティアによる展示品の解説もあります。日時など詳しくは、情報プラザ(市役所1階)や各区情報コーナーなどで配布するチラシかホームページで確認を。

《唐物茶入 銘 博多文琳》の写真

 

●インカ・ショニバレCBE:Flower Power

インカ・ショニバレの写真
英国を拠点に国際的に活躍する美術家で、大英帝国勲章司令官(CBE)の称号を持つインカ・ショニバレの国内初個展です。
アフリカ系英国人の彼は、「アフリカンプリント」と呼ばれる鮮やかな綿布を用いて彫刻や絵画、映像作品などを手掛けています。今回は桜をテーマにした新作や花をモチーフにした作品などを展示します。

インカ・ショニバレCBE《ハイビスカスの下 に座る少年》の写真

【料金】 一般1,500(1,300)円、65歳以上と高大生1,000(800)円、中学生以下無料※かっこ内は前売り。「これがわたしたちのコレクション」のみを観覧する「特別観覧券」もあり(高校生以上200円。当日券のみ)。

 

リニューアルオープン記念関連イベント

 

<1>インカ・ショニバレ講演会

【日時】 2019年3月21日(木・祝)午後2時~3時半

【定員】 180人(抽選)

<2>リリー・フランキートークショー

リリー・フランキーの写真

【日時】 2019年3月24日(日)午後2時半~4時

【定員 】180人(抽選)

<3>ワークショップ「グーグークッションをつくろう!」

キッズスペースを制作したアーティスト・オーギカナエさんとお昼寝クッションを作ります。
【日時】2019年 3月28日(木)、29日(金)午後1時~4時※両日とも同じ内容

【対象】 小学生以下の子どもと保護者

【定員】 30人(抽選)

<4>劇団「万能グローブガラパゴスダイナモス」による演劇ワークショップ

記念展のチケットが必要(特別観覧券も可)。
【日時】2019年 4月6日(土)正午~午後5時

【対象】 小学生以上(小学生は保護者の付き添いが必要)

【定員】 25人(抽選)

<5>神田紅による講談「松永安左エ門の世界」

神田紅の写真

【日時】2019年 4月14日(日)午後2時~3時20分

【定員】 180人(抽選)

いずれも料金は無料です。

申し込みは、往復はがき(〒810-0001福岡市中央区天神1-4-1)かメール( fam-event@nishinippon-event.co.jp )に、希望のイベント名と<3>は希望日、参加者全員の氏名(最大2人まで、<3>は最大4人まで)、代表者の郵便番号・住所・電話番号、<3>と<4>は参加者全員の年齢も書いて、<1>~<3>は2019年3月5日、<4><5>は2019年3月17日(いずれも必着)までに西日本新聞イベントサービス内「福岡市美術館オープニングイベント」係へ。

問い合わせは、福岡市美術館オープニングイベント係

電話092-711-5491平日午前9時半~午後5時半

FAX 092-731-5210へ。

このほかにも、コンサートや演劇、各種講座(一部有料)があります。また、2019年3月23日(土)~5月26日(日)の土・日曜・祝休日は、カフェを午前8時から営業します。
さらに記念展の来場者には、2019年5月28日(火)以降に使える常設展示の無料招待券進呈などの特典もあります。
詳しくはチラシやホームページでご確認ください。

 

市美を彩る名匠たち
最終回 草間彌生(1929~)

水玉模様の作品などで知られる草間彌生は、幼いころから幻覚や幻聴に悩まされていました。その症状から身を守るために幻覚で見た水玉を描いたことが、彼女の創作活動の原点であるといわれています。
1957年、32歳の草間は美術の道を突き進もうと、描きためたドローイング(素描)を手に単身渡米しました。ほどなくして、白い網の目で埋め尽くされた絵画や、布と綿を用いた軟らかい彫刻など、従来の概念を覆すような作品を発表し、ニューヨークで一躍注目を集めます。1960年代には美術にとどまらず、映像やファッションの分野に挑戦するなど、常に時代の波をいち早く捉え、新しい芸術の形を切り開いてきました。
市美術館には、草間にとって初の屋外彫刻で、いまや代表作ともいわれる《南瓜》と、赤地に白いドットが目を引く立体作品《夏(1)》《夏(2)》が所蔵されています。このほか、あいれふ(福岡市中央区舞鶴二丁目)の屋外でも彼女の作品を見ることができます。

2019年3月31日(日)午前10時と午後2時から市美術館のミュージアムホールで、草間彌生の創作活動と日常を記録したドキュメンタリー映画「≒草間彌生 わたし大好き」を上映します。いずれの回も当日午前9時半からミュージアムホールの前で整理券を配布します(先着各180人、無料)。

 

 

プレゼント
リニューアルオープン記念展の招待券を抽選で5組10人に差し上げます。はがきに住所・氏名・年齢と「市政だよりの感想」を書いて、2019年3月11日(必着)までに市役所広報課「市美術館係」(〒810-8620住所不要)へ。当選者には直接招待券を送ります。

 

 

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市美術館 いきヨウヨウ講座「花とルーツとわたし~自分らしさってなに?」   掲載号:2019/03/01  

【申 込 み】往復はがき(〒810-0051中央区大濠公園1-6)かメール(メール  workshop@fukuoka-art-museum.jp )に代表者の応募事項と参加者全員の氏名、生年月日を書いて2019年3月14日(必着)までに市美術館学芸課「いきヨウヨウ講座」係まで。
【場 所】市美術館(中央区大濠公園) 
【費 用】 無料 ※リニューアルオープン記念展のチケットが必要(特別観覧券不可) 
【期 間】2019年3月26日(火)午前10時~午後2時半 

福岡市西区
ふくおか市政だより 西区版 発行:西区振興課 電話 092-895-7007 FAX 092-885-0467
Mail:shinko.NWO@city.fukuoka.lg.jp
西区役所 〒819-8501 福岡市西区内浜1丁目4の1