掲載号:2019/03/01   紙面お知らせ, 市政だより記事

新たな交通システムの検討結果をお知らせします   2019/03/01

お問い合わせの際は、過去の記事もございますので、掲載時期をご確認ください。

新たな交通システムの検討結果をお知らせします

市は、マリンメッセ福岡や国際センターがある「ウォーターフロント地区」の交通混雑や将来的な交通需要の増加に対応できる、新たな交通システムを検討してきました。
限られた道路空間を立体的に活用し、ウォーターフロント地区と博多駅地区間のアクセス強化を図るための新たな交通システムとして、専門家による研究会での意見も踏まえ、<1>整備費用が最も安価なこと<2>支柱の数が他のシステムの10分の1程度で済み、まちの景観や車両・歩行者の通行の妨げにならないこと<3>車両基地が小規模で済むこと-などを評価し、ロープウエーに絞り込みました。
今後、事業性や事業手法、安全性など実現可能性の検討を行い、市民の皆さんに随時お知らせしていきます。
■問い合わせ先/都心交通課

電話 092-733-5405

FAX 092-733-5590

各交通システムの比較

各交通システムの比較の表
種類・特徴 整備費用 車両基地の規模 都市景観、車両・歩行者への影響(支柱等) 耐風速
ロープウエー ケーブルに牽引(けんいん)され、つり下がって走行 ◎ 101億円 〇 〇 〇 20~30m/秒
地下鉄 △ 700億円 △ ◎ ◎ 影響なし
モノレール レールは1本。つり下げ式もあり 〇 369億円 △ △ 〇 25m/秒
新交通システム レールに沿ってゴムタイヤで走行。無人運転も可 〇 226億円 △ △ 〇 25m/秒
ガイドウェイバス 新交通システムのうち、車両がバスのもの。一般道の走行も可 〇 176億円 〇 △ 〇 25m/秒
HSST 磁気で浮上し、リニアモーターで走行 〇 246億円 △ △ 〇 25m/秒
ケーブルライナーシャトル 車両がケーブルに牽引され、レール上を走行 〇 308億円 ◎ △ データ なし
スカイレール ケーブルライナーシャトルと同じ動力で、つり下げ式のもの 〇 294億円 〇 △ 〇 25m/秒

ロープウエー Q&A

Q1 なぜ新しい交通手段が必要なの?
国際会議の開催やクルーズ船寄港の増加に対応できず、「お断り」により年間800億円(推計)の機会損失が発生しています。その解消に向け、ウォーターフロント地区の施設の機能強化を図り、市民や来街者が集うにぎわいのある海辺へと再整備する事業「ウォーターフロントネクスト」を進めています。
最近は、コンサートやイベントなど、たくさんの催しが行われ、以前より市民の皆さんがこのエリアに行く機会も増えています。同地区の周辺道路は普段から交通量が多く、大規模なイベント時には道路が混雑している状態です。これからマリンメッセ前の新しい展示場やホテルができることで、さらに交通量が増えることが見込まれます。
利用可能な道路空間が限られている中で、交通混雑の緩和に対応できる、新たな交通システムが必要です。

Q2 ロープウエーのどこが評価されたの?
輸送力が十分あることに加え、次の三つの要素からロープウエーが最も望ましいと評価しました。
1. 整備費用
整備費用の試算では、ロープウエーは約100億円で、地下鉄の7分の1、その他の交通システムと比較しても約2分の1から3分の1程度と安価に整備できること(上記参照)
2. 支柱の少なさ
道路中央分離帯や歩道に設置する支柱の数が他の交通システムの10分の1程度で済み、まちの景観や車両・歩行者の通行の妨げにならないこと
3. 車両基地の規模
都心部に大規模な車両基地を確保することが困難な中、ロープウエーは車両基地の規模が小規模で済むこと

新交通システム整備後のイメージの画像 ロープウエー整備後のイメージの画像

Q3 ロープウエーにはどのくらい私たちの税金が使われるの?
整備費用の全てを税金で賄うことを想定しているわけではありません。整備や運営を全て行政が行う「公設公営」から、民間が全て行う「民設民営」まで、さまざまな手法が考えられます。今後は、なるべく税金を投入しない効率的な事業手法を検討していきます。

Q4 安全性は大丈夫?風ですぐに止まったりしないの?
風に弱いイメージがあるかもしれませんが、導入事例によれば、耐風速能力は他の交通システムと同程度です(上記参照)。どの交通システムも安全を優先して運行され、例えば鉄道でも風速25メートル/秒を観測した場合には、運転見合わせする基準が多く採用されています。

Q5 ロープウエーが都市部で利用されている事例はあるの?
ロープウエーは一定の輸送力があり、導入の費用も安いことから、海外ではロンドンやニューヨーク、シンガポールなどの都市部で導入され、日常の移動手段として利用されています。

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