豊かでいきいきと人が輝くまちづくり2面人を育む
豊かでいきいきと人が輝くまちづくり
平成26年度予算の特色である「豊かでいきいきと人が輝くまちづくり」を推進する施策を、「人を育む」「絆を結ぶ」「場を創る」という三つの項目に分けて、その概要を紹介します。
人を育む
みんなが優しく、心豊かに暮らす
次代を担う人材を健やかに育むまち・ふくおかを目指します。
■スクールソーシャルワーカーの倍増
小中学校でのいじめ、不登校などの問題を解決するため、社会福祉士などの資格を持ち、教育と福祉の両面から支援を行うスクールソーシャルワーカーを12人から24人に増やします。
■多様な保育サービスの提供で子育てを支援
夜間保育や延長保育の拡大など、パートタイム勤務などにも対応できる柔軟な保育サービスを提供していきます。冠婚葬祭やリフレッシュなどでも利用できる「一時預かり事業」の実施施設を4施設から7施設に拡充します。
また、小児科医院に併設し、病気の子どもを預かる「病児・病後児デイケアルーム」を2施設増やし、18施設に拡充します
■市民参加型フルマラソン大会の開催
2014年11月9日(日曜)に市民参加型フルマラソン大会「福岡マラソン2014」を開催します。糸島市と連携して毎年開催するもので、福岡の魅力を体感できるコースです。フルマラソンの他、車いす競技と、気軽に楽しめる5キロのコースもあります。
■スポーツに親しめる環境の整備
今津運動公園(西区)に硬式野球場を新設する他、雁の巣球場(東区)を改修し、市民がスポーツに親しめる環境を整備していきます。
■ノンステップバスの普及を促進
ノンステップバスは乗降口に段差がなく、高齢者や障がい者だけでなく全ての人が楽に乗り降りできます。今年度は普及促進のため96台に対する助成を予定しています。
■児童発達支援センターの整備費助成
障がいのある児童が通う新たな児童発達支援センターの整備を進めていきます(博多区井相田二丁目)。知的障がい児の療育施設への通園希望者増加に対応したもので、市内9カ所目となる同センターは平成27年度開設予定です。
■モラル・マナー推進員 パトなび の新設
天神・博多駅地区など都心部を中心に自転車の安全利用をはじめ、歩行喫煙・迷惑駐車防止等の指導・啓発を行うモラル・マナー推進員を16人から30人に増員し、4月からは新たに来訪者などに対する道案内などの業務を加え、 パトなび として新設。モラル・マナーの向上に努めます。
また天神・渡辺通り周辺で放置自転車を重点的に撤去する他、中洲地区で本市初の放置自転車の夜間撤去を実施し、安全・安心な道路空間の確保を進めていきます。
■防犯灯のLED化助成
町内会などが設置している防犯灯のLED化を今年度は6千基分助成します(前年度は4千基)。蛍光灯よりも明るさが長持ちし、省エネ効果も期待できます。
■犬猫の殺処分ゼロの推進
不幸な猫を増やさないための地域猫活動の推進を図り、犬猫の殺処分ゼロを目指して不妊・去勢手術拡充のために獣医師を東部動物愛護管理センター(東区蒲田五丁目)に配置します。また犬猫の譲渡事業推進のため同センターの猫舎を増改築するなど機能を強化します。