掲載号:2014/12/01   お知らせ

周囲に誤解されやすい発達障害とは   2014/12/01

お問い合わせの際は、過去の記事もございますので、掲載時期をご確認ください。

周囲に誤解されやすい発達障害とは

福岡市立屋形原特別支援学校の泊秀明校長(58)に発達障害について伺いました。

コミュニケーションが苦手、集団生活になじめないといった発達障害は一見しただけでは障がいと分かりにくく、ともすれば親の育て方や家庭教育の問題、本人の努力不足などと誤解されやすい障がいです。発達障害は、生まれつきの特性で「病気」とは異なります。

周囲の誤った理解や対応は、本人や家族のストレスを高め、本来抱えている障がいとは別の情緒や行動の問題が出てしまう二次的な障害を引き起こし、社会生活上の難しさをより大きなものにしてしまいます。二次的な障害は心理的な要因から起こるもの、身体的にも影響を及ぼすものなどさまざまです。

「発達障害」には自閉症スペクトラム障害、学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などが挙げられますが、障がいの度合いなど、はっきりと線引きができるものではないといわれています。障がいとは呼ばれていますが、絵画など独創的な表現力、興味があることへの集中力と粘り強さなど、大きな力を持っている子どもたちも多くいます。いま、児童生徒一人一人の個性に合わせた教育、個に対応した体制づくりが望まれているところです。

発達障害に限らず、一人でも多くの人が障がいについて正しく理解し、地域の中に継続的な支援体制を整えていくことが求められています。障がいがあっても生き生きと毎日生活できる、そんな豊かなコミュニティーを築いていくために、市民の皆さんの協力が必要です。

【問い合わせ先】

屋形原特別支援学校

電話092-565-4901 FAX092-565-4930

 

障がいのある子どもたちへの理解を

特別支援学級保護者の会・会長の栗田順子さん(50)の話

約9割の小・中学校には通常学級とは別に特別支援学級があり、現在1539人の障がいのある児童生徒が学んでいます。一口に障がいといっても、知的障害、発達障害、肢体不自由、弱視・難聴など、種類はさまざまで、その度合いも一人一人異なります。障がいのある子の中には、見え方や聞こえ方が通常の人よりも極度に過敏だったり、皮膚が過敏だったりする子どもたちもいます。想像するのが苦手、予測するのが苦手なこどもだと、いつもとわずかに違うだけで心の安定を失うこともあります。自分の子でありながら、日々の生活の中で子どもの知らない一面を見ることもしばしばです。

障がいのある子を持つ保護者たちの願いは、個々の子どもたちに合わせた教育カリキュラムの実現と障がい特性を十分に把握した上での就労を目的とした高等部の充実です。

丁寧な関わり方が必要ですが、障がいのある子どもたちにも、たくさんの「できること・できるようになること」があります。市民の皆さんにも、私たちと同じように子どもたちをゆっくりと見守ってもらえればと思います。

障がいがあっても生まれ育ったまちで、生活できる社会の実現を願っています。

【問い合わせ先】

特別支援学級保護者の会

電話080-3373-8754 FAX092-775-8424

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ひとり親家庭の夏休み学習支援  

【申 込 み】来所で2019年7月16日以降にひとり親家庭支援センターへ(月曜休館)。
【場 所】ひとり親家庭支援センター(中央区大手門二丁目) 
【費 用】無料 
【期 間】2019年 8月16日(金)~23日(金)(土・日・月曜日を除く全5日)午後1時半~4時半 

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